猪苗代湖にようこそ。

猪苗代湖の自然を守る会 鬼多見 賢

猪苗代湖の自然を守る会を平成12年(2000年)に立ち上げてから令和2年(2020年)で節目の20年になりました。今年は20周年記念行事と思っていた矢先、新型コロナウイルスの影響が大きく主な行事以外は全て中止を余儀なくされました。猪苗代湖の自然を守る会が行ってきた活動では、環境保全活動は元より一般から各種団体等の環境学習会及び講演活動、特に小中学校の総合学習には力を入れてきました。

しかし、環境保全活動を中止しても環境汚染は待ってはくれませんでした。保全活動には人間の手を貸さなければ自然界は益々悪化し、ヨシが伸び放題、悪化をたどる水生植物は異常な程繁茂し、ヤナギや外来種(移植種も含めて)が芽を出し森林化してしまってきました。これらは土壌の悪化の原因となり砂浜をどんどん浸食しています。砂浜は美しい渚であり良い環境を提供してくれました。私は砂浜が無くなっていくのを指をくわえて見ていなければならないのは堪え難かった。以前の湖岸には「波止場」が見られ、かっての波止場では主婦たちが朝晩と野菜や鍋等を洗い、日中は子どもたちがそれを利用して水遊びをしていました。これらは全て生活の一端で有ったのです。男たちは半農半漁として舟を漕いで漁労に精を出していましたが、今では舟を係留する場所もありません。

明治時代の文献には三城潟は「シジミと雀焼き」が特産品と記されています。野口英世の母「シカ」は川でエビ抔って恩師小林栄先生に届けたと言われています。河川は汚染され三面コンクリートの為、棲息できなくて湖に逃げ込んできたと思われます。更にはpHの上昇で生物多様が伺えます。pH上昇は生物多様で良いことだと言われている方もおられました。私も講義も受けましたがた。全て良いとは思えません。私たちは大きなことは出来ませんが、豊かな自然を故郷として守り、一歩一歩前進することは出来ます。

この組織を結成した時から、名声を求めるためでもなく、ピーアールするものでもなく、環境活動は「つもれる雪山清水の凍るまで」の如く地道にしたいと考えています。私達猪苗代湖の自然を守る会は以前の砂浜の生態系を戻すために老体にムチ打って体のつづく限り頑張って行かなければならないと思っております。現在の会員の構成は町内は勿、町外の方にも入会してもらっています。

一番遠い方で、千葉県や埼玉県から毎回参加していただいています。悩みは無いわけではありません。高齢化社会とはいいながら年齢には勝てません。高齢化を理由に辞められた方も多くなってきました。水質改善の道は計り知れないほど遠いので、若手会員の育成が今後の課題です。これからも、皆様のご協力をいただきながら、会の活動を充実させていきたいと思います。

更新情報

■2015年9月25日 ホームページリニューアル致しました

■活動報告を随時更新しています。